先日、オランダで注目を浴びている教育方法
“イエナプラン“についての勉強会に参加して来ました。
講師は、イエナプラン教育を実践している
大日向小学校の校長先生の経験もあり、
秦野市出身、在住の桑原昌之さん(くわさん)
スポーツ業界でもその知識を活かし選手の育成もされています。
クラス作りのヒントになればと思い参加をしてきました。
当日は、市内市街の教職員の方や、学童職員の方、
校長先生やお母さんお父さんなど教職に携わっている方が多かったです。
くわさんのお話もとても勉強になりますし
教職の現場にいる方々の文科省の理想と現場のギャップで
とても手が回らないというお話もありましたし
現在の子供達はやる気がない、また家庭の不調和などの悩みについても
知ることが出来ました。
実際、くわさんが学級崩壊したクラスをどう立て直したかのお話しは
とても面白かったです。
結局の所、大人達は結果ばかり求めて、規則やこうしなくては行けないという縛り付けから、子供達の意欲を上手に活かせていないという事でした。
私自身、イギリス、アフリカ、ドイツの教育機関でダンスを教えた事がありましたが、どの国の教育機関のスタッフの方もとても寛大で子供達に対してもそうですし、私たち講師に対しても暖かく、その当時はまだ20代だったのですが、そのスタッフの先生達も沢山話を聞いてくれて、話をしてくれて、人間味のあるアドバイスなどが聞けてとても有意義のある時間でした。
一方で今の環境はどうでしょうか?
結局大人達の都合や楽したいなどの気持ちから、規則などで縛り付けてしまう事が多いのではないでしょうか?
しかしながら、今の社会状況において余裕がある人は少ないと思います
なので、社会全体で子供教育について協力をし合う必要があると思いました。
くわさんはコミュニケーションが大事だと仰っていました。
これは海外に行って思った事ですが、一般的に日本人は喋らないと言われた事があります。
喋れない、じゃなくて、喋らないです。
実際、英語力じゃなくて会話力という事が大事だなと4年の滞在で気づきました。
ダンスも世界共通のコミュニケーションだと思っているので、
コミュニケーションと言う事をテーマに今後はクラスも行ってみたいです。
実際、くわさんが日頃から実践している授業スタイルのワークショップをして頂いたので、ローカルスティーズでも参考にしていきたいと思う講義でした。
桑原昌之さんのHPはこちらから見れます。
イエナプラン気になる方は是非ご覧ください♪

くりはらさん、素敵な会をありがとうございました!